2015年12月31日木曜日

ズビラボ神戸(11/28)「こズラ」の様子

こんにちは、ズビラボです!

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*はじめての方は、まず
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さて、お待たせしました。
11月28日(土)に行われたズビラボ神戸の
「こズラ」の様子です。




なぜ「お待たせしました」かというと、
パワーアップしたんですね、この回から。

つまり材料費をいただくことにして、
その分、独自の材料を用意することに
しました。

そうすることで、内容の質感がグっと

上がるんですよ、の今回です。



はい、始まりました。
これ、小さい旗を上げてます。
ゲームで、まずはアイスブレイク。

そう、今回はフラッグ(旗)作りです。



まずはプロジェクターで、いろんな旗を見ていきます。
意外と旗って種類や用途が多彩なんですよね。

子どもたちも、興味深々。
しっかり反応も、さすがです。





画材は絵具に加えて、フェルトや布が、もうたくさん!
とっても珍しいハギレもあるんですよ。豪華〜。



それらを、もう贅沢に。



細かい作業も!
さて、どうなるのかな?




ミシンも登場!
子どもたちは、しっかり使いこなしていますね。
もちろん、レクチャー係がしっかりサポートに
ついています。

実は今回は、サポートに多くの方がお手伝い
してくれました。

中学生、小学校の図工の先生、高校の美術の先生、
子どもの美術教師の先生、などなど。
ズビラボを見学がてら、子どもたちの制作を
サポートしてくれました。

ありがとうございます!
もちろん、いつでも見学・お手伝いは大歓迎。




お、しっかり絵具も使ってますね。
なにやらプリミティブなデザインです。楽しみ!



大きな画面に、しっかり丁寧に取り組んでいます。


そうそう、大きな画面に臆することなく、
自分の形を、ね。



さて、豊富な材料に、おとなも黙っていられません。

子どもよりも小さい旗用の布を用意すると、
おとなも制作スタート!

こうなると、もう大人も子どもも夢中です。



ほら、もう子どもも大人も入り乱れての、
理想的な展開(笑)。



手前に見事なミシン裁きのお父さんが!


こんな感じで、丁寧に技を披露してくれましたよ。



おとなたちの作品も、ぞくぞくと出来上がっていきます。
ビックリするくらい見事な出来映え、楽しいアイデアに
満ちていますね。

だって、つきそい見学だけだともったいないですもんね。
おとなもどんどん制作しましょう。

これも、ズビラボの面白いところです。



色別に用意した絵具も、しっかり丁寧に使われています。

こうすれば、子どもたちもわかりやすく、ルールに
則ってシェアできるんですよね。



ミノオカも、旗を振って制作を応援(笑)。
もちろん、アドバイスもしてますよ。

そうしているうちに、次々に完成。

では、完成作品に数々を見ていきましょう。



一枚の画面の中に、様々な意味が込められていますね。
これはジックリ話を聞きたいなあ。



プリミティブなデザイン、シンプルで力強いです。
うん、これも話を聞いてみたい!
きっといろんな意味が込められてるんですよ。



豪快、カラフル、元気一杯!
すごい作業力です。 見事!



フチに注目。リボンが丁寧に縫い込んであります。
そして、絵具のグラデーションの美しさ!



文字は細かく切ったフェルトで作られています。
メッセージ性の強い力作!



色や形も構成力が素晴らしいですね!
大胆なデザインで視認性も高い、旗の性質を
とても良く理解した作品が出来ました。



旗の青い地色を効果的に使っていますね。
折り紙を貼付けてある大胆なアイデアも面白いなあ。



すごく繊細で丁寧な仕事ぶり!
大きな画面に惑わされずに、自分のペースがイイですね。



ひとつひとつの形が、すごく丁寧で見応えがあります!
もっともっと時間をかけて作りたかったよね。

それぞれのペースがあるので、この後、まだまだ続けて
制作しても大丈夫、きっと凄い作品になるはずです。



そしみんなで外に出て、自分の作ったハタを振りました。
すごくイイ笑顔です!

この後は、部屋に戻って、お菓子を食べて終了。

実は、ほんとはこの後、それぞれの作品を見せながら、
自分の作品について話をしてほしいんですよね。
きっと、みんな色々と話をしてくれそうですし、
こちらも聞きたい。

なので、SHOW&TELLを加えた、たっぷり「こズラ」を
次回から用意することにしました。

つまり、次回から「こズラ」はさらにパワーアップ!

もちろん、いままで通り、制作だけのクラスも用意
しています。

ほら、図美=図工美術、ラボ=研究室、ですから、
もっとしっかり、自分の作品いついて話せる
ファシリテーションの時間を用意したいと思います。

乞うご期待!

そんな次回のズビラボ神戸は、1月16日(土)と
17日(日)ですよ〜。

お待ちしています!

(ミノオカ)

おやこズビラボ「やズラ」特集

こんにちは、ズビラボです!

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今回は、10月から新たに始まった
「やズラ」=おやこズコーあそび
の様子を紹介します。

そのきっかけは、ズビラボ目黒。
「こズラ」は小学生が対象ですが、
幼児は参加できないの?の要望から
始まりました。


これが10月の初回の様子。

ほら、親子で同じ素材、同じ作業、
一緒に動く手がイイ感じでしょ?


こんな感じで、4組の親子で始まりました。



10月は、ちょっと大きなB4サイズの
カラー封筒を使った魚作り。

もちろん釣り竿も作って、魚釣り遊び!


親子で協力して作っていきます。

でもね、そうしてると親も自分のを
作りたくなるんですよね。

実はそこがとっても大事。

親が楽しそうに作ってる姿は、
子どもにとっても効果100倍ですから。


はい出来上がり。
ほら、おとなも子どもも一匹づつ。

ーーー

なんだか楽しい時間だったので、
11月も開催!

11月は、親子でフラッグ(旗)作り。



事前に参加希望者から、絵具を使いたい
という要望があったので、この通り。

布にガッシュで描いていきます。



10月も4組の参加。
おとうさんの参加が嬉しいですね。


絵具に加えて、布やフェルトなどの様々な
素材を使って作っていきます。

もちろん、おとなも制作しますよ。


ほら、こんな感じ。


こんなのも。

子どもが切った形の切れ端を使い、
子どもは親が切った形の切れ端を
使って作っています。

イイ感じでしょ?


はい出来上がり、記念撮影!

ーーー

そして、たぶん好評のうちに12月の第3回へ。


定員を越えた5組!の参加です。

今回は、ジャイアントフラワー作り。


この感じ!
針金の扱いは幼児さんにちょっと難しい
から大人の担当。
そして、テープを切って貼るのは子ども
が自由に楽しみます。

一緒にちゃんと役割分担して作業するって
とっても楽しいんですよ。
出来ることを、出来る人が、の気持ちが
自然と、ね。


ほら、だんだん出来てきました。


楽しい花びらがイッパイ!

そして、完成。


大きな葉っぱがダイナミック!
いい笑顔が満足度を語ってます。


どうです?
とっても美しくって、しかも楽しい作品!

持ってる姿が凄く可愛らしい!!


親子で作ったら、なんだって嬉しい。
ほんとにステキな笑顔です。


もちろん今回も、親も(が?)夢中に
なりました。
そして、それぞれに作った花びらや葉が
ひとつに作品になって嬉しさもひとしお。

ーーー

どうですか?
「やズラ」(おやこズコーあそび)、
楽しそうでしょ?

幼児さんにとっては、親子で一緒に
作品を作る時間がとっても大切です。

もちろん、ひとりで頑張るのも貴重。

でも、一緒に作業することで、
むしろ大人にとっても良い時間
になるはずです。

(ズビラボ神戸でも、3組以上が集まれば
開催可能です。お誘い合わせて、ね。)


ぜひ、ズビラボで
親子で楽しい創作の時間を作ってみて
くださいね。

お待ちしています!

(ミノオカ)



2015年9月28日月曜日

ズビラボ神戸(9/19)「おズラ」の様子

こんにちは、ズビラボです!

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さて、なかなか過去の様子がUP
できないので、気を取り直して(?)
先日の神戸の様子、「こズラ」に
続いて「おズラ」も先に。

9月19日(日)の午後4時すぎ。

今回こそ、多くの参加者が来てほしい!
と渾身のスペシャルプログラム
「絵本と紙芝居」で挑みます。



参加者は3名。
初回から熱心に参加してくれているメンバー
です。嬉しいですね。

広げているのは宿題の「絵地図」。
素晴らしい完成度です。
絵地図は、物語を伴って活きてくる
表現で絵本と似ている要素がとても多い
創作物。絵巻物に通じる要素もあります。

絵本創作を目指す人は、とかく「絵本」
だけに目を向けがちですが、絵地図や紙芝居
などの根っこが似ている創作と向かい合うの
も大事なのにな、と思っています。

という考えの基づいた宿題と、
今回のテーマなのでした。



さて、始まりは
ミノオカの絵本・紙芝居・マンガ論。

現代日本における、この3つのジャンルの
比較は、個人的にも非常に興味があり、研究と
考察を重ねている分野でもあります。
もちろん、創作活動が主なんですが、自分が
やっていることを客観的に思考することは
大事なことだと思っています。

この後、紙芝居を数本演じ、また同じ原作の
絵本と紙芝居を比べてみたり、と実演と講義
の時間続きます。
最年少の中学生参加者は、良く寝てました(笑)。



そして、簡単な紙芝居を作って上演。
小さな紙芝居なので、舞台からチョロリと
覗いている様子が楽しいですね。

今回は「〜の体操」というテーマで創ったので、
観客役は皆、体操してます。
演じ手と観客が一体化した、イイ風景です。

さすが熱心な3名、それぞれに面白さのツボを
しっかり押さえた、楽しい作品が完成。
みんなシッカリ演じましたよ。

そして、今回の最大の収穫。



最後に、出版されている興味深い紙芝居作品を
参加者に演じてもらったのですが、
写真の彼女の演技と声が素晴らしいのです!

終了後のスタッフとのミーティングでも、
彼女の紙芝居を演じる才能には驚きと絶賛
の声があがるほどでした。

彼女はデビュー間近の絵本作家の卵なのですが、
こんな素晴らしい才能を見せられると嬉しくな
ってしまいますよね。
ぜひ、絵本と共に紙芝居作品も創って、演じて
ほしいと思います。

絵本や紙芝居は、関わる人を幸せにする創作物
だな、と改めて実感した時間となりました。
彼女にはもちろん、今回の参加者には深く感謝。

この後は、お約束のお茶とお菓子でリラックス
して、今回は、おしまい。



さて、残念ながら、この回でズビラボ神戸の
「おズラ」(おとな絵本創作研究室)は
終了です。

いろんな方に、できれば普段あまり創作活動に
関わらなくなってしまった(でも関心はある)
おとなに、「絵本づくり」というキーワードを
通して創る楽しさを味わってほしい。そして、
ミノオカの創作仕事の現在を公開しながら、
絵本を創作していく方々と併走しながら学び
合いたい、という想いで始めた神戸の「おズラ」
でした。

「教える」というスタンスがあまり好きでは
なく、だから「先生」と呼ばれるのは嬉しく
ないミノオカなのですが、そんな姿勢が初めて
の方々には馴染みにくかったのかもしれません。

神戸での全3回は、良い内容を提供できたと
思っていますが、それを受けてもらえない
ことは創作者の自分にとっては辛いことです。
ズビラボもまた、創作のひとつですからね。

また、自ら企画している関係上、参加者の
少なさは収益に直接影響することでもあるので、
運営上の支障が生じます。なので、スタッフと
協議の上で早い段階での方向転換を決断
しました。

これから参加を予定されていた方には、
大変申し訳ありません。
また、新たな機会が生まれることを期待
します。

ーー
今後、ですが、

神戸「おズラ」は新規参加者は募集せずに、
熱心に参加してくれている少人数のメンバー
ゼミ形式で関西での活動を続けていきます。

目黒「おズラ」も大きく内容変更し、ゴールの
ある作品作りを3回程度のスパンで行います。
(→「10月の目黒「おズラ」はミニ絵本づくり
を参照。)

鎌倉「おズラ」は、これまで通り、参加者に
寄り添いながら、絵本創りを学び合っていきます。

こどもたちの「こズラ」は、いままで通り。

いずれも、楽しい時間を提供していきます。

ーー
それぞれのズビラボで、お待ちしています!