2015年3月19日木曜日

ズビラボとは(No.0002)

図美ラボ(ズビラボ)とは

ズビラボとは、図工・美術(図美=ズビ)を研究する場(Lab=ラボ)です。
図工の楽しさと、美術の感性を通して、創作する喜びを共有する機会を提供します。

ここで言う「ズビ」は、様々なモノやコトを結びつけ発展させるメデュウム(媒介剤)
としての「図工・美術」を意味し、「ラボ」は研究所を意味する英語(Laboratory)の
Lab(ラボ)から、表現して自分の力にする「学び考える場」を意味しています。

そこでは、「教える⇄習う」の関係ではなく、「学び合う」ことで成長する関わり
を目標とします。もちろん、持てる知識や技術を効果的に示しながらの指導が基本
にはなりますが、作品の制作や創作に関しては、各自が持つ感性を引き出し、表現
し合いながら、自らを高めていくことが目標となります。

これは、「おとな」も「こども」も同じです。

こどもズビラボ」(こズラ)は、図工の楽しさを基本とした、自由な絵画造形活動を
通して、創作して伝える力を養います。
おとなズビラボ」(おズラ)は、絵本の創作を通して、自分らしい作品を創る思考と、
それをわかりやすく伝えていく技術を育てていきます。

また、「こどもズビラボ」と「おとなズビラボ」のメンバーは、自作品の読み聞かせ
(おとな)や、作品プレゼン(こども)などで相互に関わり合い、「絵本作品への子
どもの反応」「おとなに自身の作品をアピールする機会」を得ることができます。

これも「学び合う」場としての、ズビラボの特徴のひとつです。

おとなも、こどもも、創作・表現することで、自分の内側を、静かに、そして楽しみ
ながら鍛える時間と機会が「ズビラボ」です。
私たちは、そんな場を提供し、創作する心と行動を応援し支え合います。

そして、ズビラボは、創作するプロの技術もベースにします。

まず、ズビラボは3カ所でスタート。
鎌倉の、「ズビラボKAMAKURA」は、ミノオカ図工計画が主体で。
東京の、「ズビラボMEGURO」は、建築事務所のミハデザインとのコラボで。
神戸の、「ズビラボKOBE」は、IT系コワーキングスペース・ニルキューブとのコラボ。

いずれも、インストラクションとファシリテーションはミノオカが担当しますが、
それぞれの場が持つプロの技術や知識も加わって、各地独自のプログラムが発展して
いきます。
同時に、それぞれの参加者が、同じズビラボ・メンバーズとして、それぞれの特徴を
生かしながら、学び刺激し合う機会も生まれます。
素朴な感性や考えを大切にしながら、ひとりでは育たない創作の力を高め合う場に
なることを、期待し、目指しています。

(ミノオカ)

ズビラボはじめます(No.0001)

ズビラボ・ブログ、はじめました。

図美=ズビ、LAB=ラボ、でズビラボです。

こども と おとな の創作実験室。

鎌倉・目黒・神戸の3カ所で、
5月から開講します。

このブログでは、その様子を
じっくりと伝えていければな〜、と
思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

(ミノオカ)