こんにちは、ズビラボです!
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*はじめての方は、まず
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5月16日(土)に
ズビラボ目黒が行われました。
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まず「こズラ」=こども美術教室
こんな感じで、こども10名。
お父さんお母さんも入り乱れての
満員御礼です。
コレ、子どもが心配で一緒に付き添い、
ではなく、ミノオカが「ぜひ最初は
一緒にどうぞ」とお誘いしたからなんです。
で、最初は軽くアートカードで
遊びながらの定番アイスブレイク。
そしてその後は、いろんな色の素材
(スズランテープ、名前タグ、多色マスキング
テープ、紙テープ、色紙、など)を並べて、
「このテーブル周りだけで、これらを
使って自分だけがわかる「モノ」に変身
させ、自分だけがわかる名前を付けてね」
と、ナゾの指令。
見本やゴールは示しません。
さあ、どうする子どもたち(笑)。
しばらくは試行錯誤が続きます。
実はこの時間がとても大事。
見守る側はドキドキですが、
徐々にそれぞれの動きが生まれてきます。
周りを見ながら、自分で考えながら、
こども自らが方向性を発見していきます。
「もうとにかく何か作んなきゃ」な
感じなんでしょうかね(笑)。
もちろん強制はしませんよ。
「ウンチ!」を連発してた彼ですが、
そんな外向きの子は動きも速い。
自分の座ってたイスをどんどん変身
させていきます。アイデア満点!
この、自分のイスを変身させるは、
いつのまのか今回のスタンダードに
なりました。(指示はしてません)
最年少の子(兄に着いて来ての
特別参加・未就学児です)もコレ。
好きな絵を描いて、イスに張り付け
ます。ピンクでまとめたテープ巻きも
ステキです。お兄さんお姉さんたちの
マネをしながら、でもしっかり個性が
出てますよね。楽しい!
最年長(小5)の彼女は、さすがの世界観。
最初はテーブルにグルグルとテープを巻いて
いましたが、そこからはみ出て紙の上に
自分の世界を作りあげています。
キチンと自分で構築していく力があるんですね。
感心しました。美しさもしっかり!
同じ空間で、この最年少と最年少の作品の
違いは、とても興味深いです。
もちろん独自路線を突っ走る子もいます。
この子は、まず名前タグをたくさん作って
紙の上に「計画」しています。
風景画のように見えますが、これは彼の
設計図。かなり考え込んでます。
そして時々「確認」しにきます。
これで完成、の決断力も見事でした。
敵に回したくないタイプですね(笑)。
ほんとは、この真剣な表情を見せたかった〜。
すごい集中力、独自の造形。
かなりの天才タイプです。臆せず周囲と接する
姿にも感心。彼のつくり出す作品の立体感も
興味深かったです。
紹介した作品以外も、みんなそれぞれの味が
あって、しかもちゃんと着地していたのが
印象的でした。スゴイぞ、みんな!
子どもの力を侮ってはいけませんね。
この後は、作品撮影をして、みんなで
片付け、そしてお菓子タイム。
ちょっと静かに落ち着いて終了です。
お疲れさまでした。
参加者全員がメンバーになっていただいた
ので、きっとまた会えますね。
楽しみです!
ーー
さて、続いて「おズラ」=絵本創作研究室。
ですが、今回は相談室タイムになりました。
こどもの時間とは打って変わって、
落ち着いたオトナのムードです。
何人かの方が、遊びに来てくれました。
そして、2名の方が次回から参加確定です。
嬉しいですね。
相談室、意外とイイかも(笑)。
ーー
そんな感じで、ズビラボ目黒第1回は
無事終了。
実は今回、もっとも興味深かったのがコレ。
いや、ハサミがささってる状態が、ではありません。
ズビラボ目黒の教室は、一級建築士事務所の
打ち合わせスペース(面白くてオシャレです)
なんですが、こどもたちが制作してる途中で
さりげなく建築模型の端材が出てきました。
それが、こども達には新鮮、珍しい、ちょっと
興奮。プロの仕事にふれた瞬間です。
学校などの純粋美術教育(?)はもちろん
大事ですが、こんな感じで実際の仕事に自然と
とけ込む機会も、実はとても有効なのでは
ないかな、と感じています。
ズビラボ、がんばりますね。
(ミノオカ)
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