2015年5月29日金曜日

ズビラボ神戸(5/23)の様子「おズラ」編

こんにちは、ズビラボです!

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*はじめての方は、まず
総合案内所のページへどうぞ
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5月23日(土)に行われたズビラボ神戸。
今回は、その「おズラ」=絵本創作研究室
の様子をお知らせします。

「おズラ」は中学生以上のおとなが対象。
その通りに、中学1年生からオーバー50歳
までの8名の参加で始まりました。


まずは初回なので、簡単なオリエンテーション
から。
この直前の「こズラ」とは違って、静か〜に
入ってみました。(「こズラ」編を参照
導入技(笑)は次回のお楽しみに、っと。

ここでは、ミノオカの絵本仕事を紹介。
「かがくのとも」で創った「まんまるダイズ
みそづくり」のラフから原画までを見てもらって
解説。契約書や印税、さらには原稿料の話まで、
ここには書けない話なんかも。

ーー
 
そして、次はコレ。


みんな同じ方向を見て、何にしてるんでしょうね?


これは、少人数の絵本レクチャーではミノオカ
が必ずやる、絵本の読み聞かせ。

読み手と聞き手が向かい合う「紙しばいスタイル」
ではなく、同じ空間を共有する本来の「絵本スタイル」
で行います。

出来るだけ受け手の気持ちを体験するのは
モノ作りではとても大事。わかったつもり
ではなく、絵本を読んでもらう感覚を味わうのが、
大切な目的です。
大人になると、なかなか無い機会ですからね。

読む絵本は、参加者に合わせたミノオカなりの
処方箋セレクトです。なぜこの絵本なのか、も
ちゃんと解説しますよ。

ーー

さて、ここまでは前半戦。
今回はこの後、簡単なミニミニ絵本作りを
腕試し(?)でやってみました。


解説はあっさり。
絵本つくりの基本知識やルールはパスして、
とにかく形を作ってみます。



間違ってもイイので、まずアクション。
プロジェクターで解説しながら、材料をそろえ
ていきます。



一気に集中モード。


名刺サイズの紙を、二つ折り。


それをジャバラ状につなげて・・・


ミニ封筒に挟み込めば、ミニミニ絵本の
基本形が出来上がり。
さすが理解力の速い中学生、形は
バッチリです。
モノが小さいと、意識も合わせて小さく
なりますが、作業は早くなります。


本の形ができたら、中身も描きますよ。

今回は、ミニミニ本の形を小さなお弁当に
なぞらえて、食べ物を簡単に描いていきます。
まずは形を作るのが優先ですから、文字だけ
でもかまいません。

その時に、1ページだけ異質なものを入れる
のを今回のルールにしました。
そうすることで、物語になるから不思議。


出来上がったら、ここまでで一旦終了。
みなさん、すごい集中力です。
一人でやってると、なかなかこうはいきません。

後はのんびりお菓子タイム。

気持ちをゆるめながら、それぞれの完成作品を
お披露目、ゆったり鑑賞していきます。


驚いたのは、参加者みなさんの作品の完成度の
高さ! もちろん、そうなるように組み立てた
のですが(笑)、それ以上の出来にビックリです。

今回は、こんな場がはじめての中学生から
プロデビュー間近の実力派までの参加だったので、
双方に不満が出るかも、と心配していました。

もちろん、わかりにくい部分、物足りない部分
もあったとは思いますが、全員に良い刺激が
あったのではないかな、と感じています。

「研究室」の名の通り、それぞれに実りある
発展ができるように、寄り添っていきますよ。

ミノオカも、この場で作品を作ります!


盛りだくさんの135分+茶話会。
参加者のみなさん、お疲れさまでした。 

次回のズビラボ神戸「おズラ」は7月11日。
ぜひ、一緒に楽しみましょう。

お待ちしてます!

(ミノオカ)




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