こんにちは、ズビラボです!
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*はじめての方は、まず
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さて、なかなか過去の様子がUP
できないので、気を取り直して(?)
先日の神戸の様子、「こズラ」に
続いて「おズラ」も先に。
9月19日(日)の午後4時すぎ。
今回こそ、多くの参加者が来てほしい!
と渾身のスペシャルプログラム
「絵本と紙芝居」で挑みます。
参加者は3名。
初回から熱心に参加してくれているメンバー
です。嬉しいですね。
広げているのは宿題の「絵地図」。
素晴らしい完成度です。
絵地図は、物語を伴って活きてくる
表現で絵本と似ている要素がとても多い
創作物。絵巻物に通じる要素もあります。
絵本創作を目指す人は、とかく「絵本」
だけに目を向けがちですが、絵地図や紙芝居
などの根っこが似ている創作と向かい合うの
も大事なのにな、と思っています。
という考えの基づいた宿題と、
今回のテーマなのでした。
さて、始まりは
ミノオカの絵本・紙芝居・マンガ論。
現代日本における、この3つのジャンルの
比較は、個人的にも非常に興味があり、研究と
考察を重ねている分野でもあります。
もちろん、創作活動が主なんですが、自分が
やっていることを客観的に思考することは
大事なことだと思っています。
この後、紙芝居を数本演じ、また同じ原作の
絵本と紙芝居を比べてみたり、と実演と講義
の時間が続きます。
最年少の中学生参加者は、良く寝てました(笑)。
そして、簡単な紙芝居を作って上演。
小さな紙芝居なので、舞台からチョロリと
覗いている様子が楽しいですね。
今回は「〜の体操」というテーマで創ったので、
観客役は皆、体操してます。
演じ手と観客が一体化した、イイ風景です。
さすが熱心な3名、それぞれに面白さのツボを
しっかり押さえた、楽しい作品が完成。
みんなシッカリ演じましたよ。
そして、今回の最大の収穫。
最後に、出版されている興味深い紙芝居作品を
参加者に演じてもらったのですが、
写真の彼女の演技と声が素晴らしいのです!
終了後のスタッフとのミーティングでも、
彼女の紙芝居を演じる才能には驚きと絶賛
の声があがるほどでした。
彼女はデビュー間近の絵本作家の卵なのですが、
こんな素晴らしい才能を見せられると嬉しくな
ってしまいますよね。
ぜひ、絵本と共に紙芝居作品も創って、演じて
ほしいと思います。
絵本や紙芝居は、関わる人を幸せにする創作物
だな、と改めて実感した時間となりました。
彼女にはもちろん、今回の参加者には深く感謝。
この後は、お約束のお茶とお菓子でリラックス
して、今回は、おしまい。
さて、残念ながら、この回でズビラボ神戸の
「おズラ」(おとな絵本創作研究室)は
終了です。
いろんな方に、できれば普段あまり創作活動に
関わらなくなってしまった(でも関心はある)
おとなに、「絵本づくり」というキーワードを
通して創る楽しさを味わってほしい。そして、
ミノオカの創作仕事の現在を公開しながら、
絵本を創作していく方々と併走しながら学び
合いたい、という想いで始めた神戸の「おズラ」
でした。
「教える」というスタンスがあまり好きでは
なく、だから「先生」と呼ばれるのは嬉しく
ないミノオカなのですが、そんな姿勢が初めて
の方々には馴染みにくかったのかもしれません。
神戸での全3回は、良い内容を提供できたと
思っていますが、それを受けてもらえない
ことは創作者の自分にとっては辛いことです。
ズビラボもまた、創作のひとつですからね。
また、自ら企画している関係上、参加者の
少なさは収益に直接影響することでもあるので、
運営上の支障が生じます。なので、スタッフと
協議の上で早い段階での方向転換を決断
しました。
これから参加を予定されていた方には、
大変申し訳ありません。
また、新たな機会が生まれることを期待
します。
ーー
今後、ですが、
神戸「おズラ」は新規参加者は募集せずに、
熱心に参加してくれている少人数のメンバー
とゼミ形式で関西での活動を続けていきます。
目黒「おズラ」も大きく内容変更し、ゴールの
ある作品作りを3回程度のスパンで行います。
(→「10月の目黒「おズラ」はミニ絵本づくり」
を参照。)
鎌倉「おズラ」は、これまで通り、参加者に
寄り添いながら、絵本創りを学び合っていきます。
こどもたちの「こズラ」は、いままで通り。
いずれも、楽しい時間を提供していきます。
ーー
それぞれのズビラボで、お待ちしています!
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